数年後にはキミも直面する大学生活をお金面から考えてみよう!
ということでこのシリーズでは、大学生のリアルなマネー事情を、進研ゼミを卒業した先輩たちへのアンケートから紹介しています。
今回のテーマは「大学生が自由に使えるお金の金額と使い道」を公開!
バイトをしている人の割合と自由になるお金はいくら?
今回のアンケートでは大学生の59%がアルバイトをしていることがわかりました。
そうして自分で稼いだお金のなかから、自分の自由に使っている先輩たちも多いです。
下のグラフをみてください。
大学生のうち、生活費を除き、毎月自由に使える金額で最も人数が多いのは、1万以上2万円未満。
全体的に見ると、1万円~4万円未満の人が多いようです。
また、毎月アルバイトの状況で稼ぐ金額が変わる人も一定数いるようです。
その場合、稼ぐお金の半分、とか3分の1など、自分でルールを決めて使っているという声も。
一方、自由に使う額の上限は「特に決めていない」と答えた人もいます。
自由になるお金の使い道Top5
では、自由に使えるお金を先輩たちは主に何に使っているのでしょうか?
生活費以外のお金の使い道TOP5を順に紹介します!
複数回答によるアンケートでは、使い道1位は「趣味」でした。
なかでも多かったのは推し活・映画鑑賞・ゲーム・漫画、趣味の本などへの出費。
2位は、交際費です。
大学生になると友達と遊んだり、ごはんを食べたり、出かけたりする機会が増えるようです。
交際費には、その時の交通費なども含まれます。
3位は洋服・コスメ。
高校と違って制服がなくなるため、洋服代やコスメ代など、ファッションにお金をかける人が目立ちました。
身だしなみは大事ですね!
4位は、貯金です。
毎月きちんと貯金をする人も多いようです。
ちなみに、アルバイトをしている、いないに関わらず、今回のアンケートに答えてくれた大学生のうち貯金の習慣のある人は、83%もいました。
5位は、サークル活動
サークル活動には、道具や遠征の出費などが多くかかるサークル、あまりお金がかからないサークルがあるようです。
サークルを選ぶ時に、ちょっと知っておきたい情報ですね。
使い道を大学生のリアルな声で紹介!
では大学生のコメントを紹介します!
北海道大 総合教育部 K・O先輩
バイト代の4分の1から3分の1ぐらいが自由になるお金。友達と出かけたり、ご飯を食べに行ったりするのに使うことが一番多いです。
他に大きな使い道として自動車の運転免許取得の費用にも充てました。
東北大 工学部 R・S先輩
毎月2万円、友達とのご飯やサークルの集まり、ライブに行くお金として使っています。
佐賀大 医学部 Y・M先輩
毎月5千円~1万円、美容室代や化粧品類の購入などに使います。
友人とのプライベートな食事もバイト代を使っています。
兵庫県立大 理学部 M・O先輩
毎月千円~2千円を貯金して、旅行のお金や、就活で様々な都道府県に行くために貯めています。
九州大 教育学部 C・M先輩
月に3万円ほど、好きなアーティストのライブやグッズ、旅行、友達との交際費に使っています。
叡啓大 ソーシャルシステムデザイン学部 A・T先輩
毎月12万前後稼いで、そのうちの5~6万円を、服代(大学では制服がないため用意しなければならない)、美容代(大学生になったらメイクをするようになる)、旅行代に使っています。
京都大 理学部 Y・S先輩
毎月1万円くらいが自由になるお金です。
ゴールデンウィークや年末年始、誕生日など特別な日の食費として使っています。
まとめ
大学生の先輩たちの、自由に使えるお金の使い道から、趣味や友人との交際、外食など、楽しい大学生活の様子も垣間見られたのではないでしょうか?
限られたお金の中で、自分の満足のいく使い方や、将来にも役立つ使い方ができるといいですよね!
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<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
ライター/長谷川ヨスコ
※この記事は進研ゼミが2021年12月~1月に行った、進研ゼミの先輩大学生275名を対象に行ったアンケートをもとに構成しています。
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。