利息にもまた利息がつくことを、「複利(ふくり)」という。
正答Yes
解説
利息には「単利」と「複利」がある。元本(金融商品の購入・投資に使った元のお金)に対して一定の利息がつくのが「単利」。利息に対してさらに利息がつくのが「複利」。複利で投資を行えば10年、20年、30年…と長期になるほど利息がどんどん増える。アインシュタインは年々利息が雪だるま式に増える「複利」を「人類最大の発明」と言った。たとえば元本100万円で年5%(5万円)の利子が1回つく投資を、「単利」と「複利」で20年間行った場合を比べてみよう。単利で投資を行うと20年間で受け取れる利息は5万円×20年分で100万円だ。一方「複利」では毎年利息を受け取らずに元本に足して投資を続ける。結果、元本が毎年増えていき、その増えた元本に対して利息がつくので、20年間では利息が165万330円にも膨れ上がる。
※ここでは利息にかかる税金を計算に入れていません。