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なっとうのねばねばを調べよう
なっとうを食べた後の食器(しょっき)は「ねばねば」しているね。
この「ねばねば」をカンタンに落とす方法はないかな?
・なっとう(「ひきわり」ではないもの)
・器(うつわ)(実けんに使うえきと同じ数を用意しよう。茶わんや皿、プリンのカップなどでもいいよ)
・水、お湯、酢(す)、さとう、塩など
・食器(しょっき)用せんざい
・カメラ
画用紙、も造紙、色えんぴつ、サインペン、油性(ゆせい)ペンなど
3〜4時間
家の台所など
器になっとうを入れてかきまぜ、「ねばねば」を作ろう
実けんに使う器すべての中に少しずつ同じ量のなっとうを入れよう。それぞれの器のなっとうがねばねばしてくるまでよくかきまぜよう。
・
消費期限(しょうひきげん)をすぎたなっとうを使うと、あまりねばねばしないことがあるよ。
・
ねばねばの変化(へんか)のようすが後でわかるように、写真(しゃしん)をとったり絵にかいておいたりするといいね。
ねばねばのついた器に水やせんざいやいろいろなえきをかけてこすってみよう
(1)水だけでゆすいだり、せんざいをつけたスポンジでこすってみよう。
(2)酢(す)水やさとう水、食塩水をねばねばのついた器にかけてこすってみよう。
(3)やかんやポットのお湯を、ねばねばのついた器にかけてみよう。水とお湯では結果(けっか)がちがうかな?
・
こすったあとの器を観察(かんさつ)しよう。ねばねばがとれているもの、とれていないものはそれぞれどれかな?
・
お湯を使うときは、やけどをしないようにじゅうぶんに気をつけて使おう。
●
なっとうのねばねばがついた器をこすった後のようすを、写真にとったり、絵をかいたりして、わかりやすくならべてみよう
●
ねばねばの正体について本などを使ってくわしく調べたことをまとめてみよう
●
「ねばねば」の正体を調べてみよう
(1)
なっとう(ひきわりではないもの)1パックを器に入れ、大豆(だいず)のつぶをこわさないように気をつけてはしでよくかきまぜる。
(2)
なっとうが空気をふくんでとろりとしてきたら、水150mlを加え、はしでかきまぜる。
(3)
別(べつ)の器に3まい重ねたガーゼをのせ、ガーゼの上からなっとうのえきをのせてこす。これを2回くりかえす。
(4)
大きめの器に無水エタノール200mlを入れ、ガーゼで2回こしたなっとうのえきを少しずつ入れてはしでまぜていると、はしに白い糸がまきついてくる。この白い糸こそ、なっとうのねばねばの正体(ポリグルタミン酸(さん))だよ。
※
無水エタノールは薬局で500ml入り1,400円てい度でこう入できるよ。
<おうちのかたへ>
・
お湯を使うときは、お子さまがやけどをされないように注意してあげてください。
・
発酵食品であるなっとうは大豆アレルギーの症状が出にくい食品ですが、お子さまが大豆アレルギーの可能性がある場合には十分にご注意ください。