全国探究コンテスト2024 探究の軌跡を形に残して学校生活の思い出を増やそう!

「全国探究コンテスト2024」は学校での探究活動の取り組みの発表の場。コンテスト応募のプロセスを通して、活動内容が整理されより深い探究につながります。学校での探究活動のアウトプットの一つとして、コンテストをご活用ください。

ベネッセコーポレーション 全国探究コンテスト事務局

★お知らせ★「全国探究コンテスト2023」最終審査オンラインイベントの発表動画や審査員コメント等を公開中です。

コンテスト応募概要

応募対象

「探究ナビ」「探究ナビBasic」「キャリアナビ」ご採用校の生徒が対象です。
2023年度もしくは2024年度に教材をご利用いただいている中高生がエントリー可能です。
エントリー期間は10/1(火)~11/20(水)です。9月下旬にご対象校宛てにご案内FAXをお送りいたします。

「探究ナビ」「探究ナビBasic」

審査の基準

総合的な探究の時間などで取り組んだ探究の成果をもとに、「問題を発見する力」「調査する力」「分析する力」「主張をつくる力」「課題を新たに設定する力」の5つの観点から総合的に評価します。

応募部門

応募部門は「ナゾ解明部門」「困りごと解決部門」の2部門です。

ナゾ解明部門

自分の興味・関心や疑問に感じたことを追求しようと探究したキミに参加してほしい!

ナゾ解明

テーマの例
・スポーツの試合の勝敗に応援は関係あるのか
・やる気が出る言葉はなにか
・注ぎ方によってお茶の美味しさが変わるのはなぜか
・よい写真とはどのようなものか

困りごと解決部門

「だれか」や「自分」の困っていることをアイデアで解決しようと探究したキミに参加してほしい!

課題解決

テーマの例
・子育てが不安な親同士が育児について気軽に話せる場所をつくるには
・スマホ依存を止めるためにはどうしたらよいか
・どうすれば外国人が働きやすい環境がつくれるか
・障がいのある人への差別・偏見をなくす方法

応募の流れ

学校エントリー 11月20日(水)締切

先生がお申し込みURLより1次審査提出予定の生徒数をご連絡

1次審査提出 12月6日(金)正午 締切

生徒各自が探究の概要をWebフォーム(文章)で提出

結果発表 12月19日(木)

2次審査提出 2025年1月16日(木) 締切

ご担当先生より、生徒の探究成果物(スライド等)をネット経由で提出

結果発表 2025年1月29日(水)

最終審査イベント 2025年3月2日(日)

オンラインイベントでの発表および審査員からの質疑応答

  • ※応募スケジュールや提出方法は変更になる可能性があります。詳しくは、学校エントリー後に先生にお届けするご案内資料をご確認ください。

最終審査イベント

概要

日時
2025年3月2日(日)13:10~16:30
方法
ZOOMウェビナーでのオンラインライブ
発表者
1次審査・2次審査を通過した
10組の中高生
視聴者
全国の中学校・高等学校の
先生、 生徒、 保護者など

当日の流れ

13:10~13:25

開会式

13:30~15:00

発表(部門別)

15:00~15:40

審査・休憩

15:40~16:22

表彰式・全体講評

16:22~16:30

閉会式

  • 発表は応募部門別に実施。1組につき、発表 7分+審査員との質疑応答 8分

審査員※2024年時点の情報です

審査員長

黒上 晴夫

関西大学
総合情報学部 教授

情報を一覧し考えをつくり出すのを助ける、シンキングツールの普及に力をいれている。デジタル・シンキングツールを研究。学習指導要領改訂では、「探究」関連で深く関わった。探究ナビ、探究ナビBasic監修。

審査員

久保 博子

奈良女子大学
研究院工学系教授(副学長)

暑さ寒さと住環境、睡眠の質と生活環境、高齢者の生活などを、健康や快適の視点から研究している。

審査員

藥師 実芳

認定NPO法人ReBit代表理事 / 社会福祉士 / 精神保健福祉士

大学在学時にReBit設立。行政/学校/企業等でLGBTQやダイバーシティ研修実施、キャリア支援、国内最大級のダイバーシティ・キャリアフォーラム開催、LGBTQかつ精神・発達障害があるダブルマイノリティに向けた福祉事業所を運営。

審査員

田村 学

文部科学省
主任視学官

文部科学省教科調査官、視学官として学習指導要領改訂を推進した。今年度から文部科学省に復帰。新学習指導要領実施のカギとなる「主体的・対話的で深い学び」を実現する教育実践について教育現場に伝える活動を行う。

審査員

坪井 俊輔

サグリ株式会社
代表取締役CEO

1994年横浜生まれ。横浜国立大学理工学部を卒業。2018年衛星データとAIで農業と環境課題解決を目指す岐阜大学発ベンチャーサグリを創業。第6回宇宙開発利用大賞において内閣総理大臣賞を受賞。

審査員

篠原 果歩

スポーツ国際開発専門家
立命館大学大学院社会学研究科博士後期課程

スポーツを通じた社会課題解決を軸に、現在、英国系国際NGOの職員として女の子支援に取り組む「プレー・アカデミー with 大坂なおみ」に国内で従事。パラリンピック教育の国際展開にも携わった経験を持つ。

Photo © Play Academy with Naomi Osaka / Hiroki Nishioka

ご参加校の声

栃木県・宇都宮文星女子高等学校
栃木県・宇都宮文星女子高等学校 篠原孝文先生

学校の指導スケジュールのなかでコンテストに参加。外部評価が生徒の自信につながる

本校では、生徒の探究的な資質・能力の育成と、生徒一人ひとりが持つ「なぜ」や「どうして」といった疑問から社会課題への関心を高めることを目指し、「総合的な探究の時間」に取り組んでいます。資質・能力を重視し、生徒の多様なテーマに対応できる『探究ナビ』『探究ナビBasic』は、「総合的な探究の時間」だけでなく、各教科の探究活動でも参考にしやすい教材であると感じています。また9月に校内で中間発表をおこない、そのリフレクションを踏まえて探究コンテストに参加する生徒を校内選抜し、12月の一次審査に応募させています。

本校では、大人が大切だと思うことを子どもたちに押し付けないように探究を進められることを心がけています。
生徒の興味・関心にもとづいた自由なテーマで進めた探究で応募できる「全国探究コンテスト」は、目標としても魅力的に感じています。毎年数名の生徒が一次審査を通過しており、自分の探究が評価される成功体験は、生徒たちの自信に繋がっています。
将来的には、さらに多くの生徒が最終審査に挑戦し、探究を深めることを期待しています。

山口県 野田学園中学・高等学校
山口県・野田学園中学・高等学校髙田裕治先生

「全国探究コンテスト」を利用し、省力化しながら外部評価を取り入れる

本校では『探究ナビBasic』を活用しながら、総合的な探究の時間を実施しています。
5年(高2)の12月に校内で行っている「探究学習発表会」が発表のメインの場で、その内容をそのまま「全国探究コンテスト」へ応募させています。さらに、6年(高3)で探究論文を作成し、活動を終えます。

校内の「探究学習発表会」の時に外部の審査員に評価を依頼しようという声もありましたが、どうしても教員の負担が増えてしまいます。コンテストに応募することで、外部からの視点・評価の機会が得られますし、「探究学習発表会」に向けて動画の成果物は作成しているので、コンテストに向けた支援もそれほど行う必要がありません。

「探究学習発表会」は生徒の相互評価で表彰します。その上位者と「全国探究コンテスト」の1次審査通過者はほとんど同じでした。生徒たちも校内で選ばれた友達が、外部コンテストでも評価されていることを嬉しく感じたのではないでしょうか。


「全国探究コンテスト2023」最終審査イベント

昨年度の最終審査での発表や質疑応答の様子が動画でわかります。

コンテスト応募に役立つサイト

全国探究コンテストにエントリーした約2,000件の中高生の探究活動の成果を一挙公開中。「課題の設定」の授業でご活用いただけます。

学校現場の先生方へ

『探究ナビ』『探究ナビBasic』の
教材紹介・見本請求については、
ハイスクールオンラインにて
ご参照いただけます。
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