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探究レポート No.0246

入賞

テーマ 自由設定,教育

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タイトル
アクティブラーニングを意味あるものにするために
設定課題
アクティブラーニング型授業に意味を持たせ、時間の無駄としないためにはどうしたらよいか。

課題を設定した理由

自分が実際にアクティブラーニング型授業を受けてみて、時間の無駄となってしまっている場面が数多く見られた。そのため、どのような点が時間の無駄と感じる理由につながっているのか調べたいと思ったから。また、この探求結果をたくさんの人に発信することによって、より良い授業が全国で行われていくきっかけとなると思ったから。

アピールポイント

今日の教育において注目されている、アクティブラーニング授業。新たなこの授業方式をどのようにすれば、自分に役立つものにできるのか。先生、生徒の意見をもとに考えていきます!

研究方法

まず、アクティブラーニングの実態については、研究所、大学のWEBサイトを使って調べた。次に、先生の意見は論文・母校の先生へのインタビューにより集めた。生徒の意見はSNSのアンケート機能や、インタビューを使い調べた。
 実態、先生、生徒の意見を比べ、アクティブラーニングの課題についてを整理し、それをもとに課題を解決する改善案、実施案を考えた。

結果

「時間配分」「役割分担」「全員が参加できるような話し合い」この3点が、先生・生徒に共通して上がった課題を解決し、アクティブラーニングを意味あるものにする方法だと私は考える。「時間配分」は時間の不足を補い、「役割分担」は人間関係の影響を解決でき、「全員が意見を言う」は他人任せを防止できる。また、この3点をもとに考えた改原案を実施したところ、スムーズで濃い話し合いができるということもわかった。

課題に対する答え

まず、実態について。一部の授業で実施している学校は全体の90.4%と高い数字になっているが、全体で実施している学校は全体の29.3%と低い数字になっている。よって、学校全体でアクティブラーニング型授業を行っている学校は今現在とても少ないことが分かった。また、先生・生徒の意見を比べると、どちらも「時間が足りない」「雑談をしてしまう」「他人任せになってしまう」「人間関係に左右される」という意見が共通してあった。このような課題が全体で行っている学校が少ない理由として考えられる。