テーマ 社会問題(SDGs),自由設定
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近年、テレビで「障害」というものが取り上げられることが多くなったように感じた。これら障害を持つ人とどうかかわればよいのか、適切に理解している人は少ないのではないかと考えた。この課題を解決できれば、より多くの人が社会の中で生きやすくなる世の中に近づけるのではないかと考えた。
知的障害のあるお子さんを持つご家族の方、また患者として知的障害の人を診ている医者の方とお話をし、多面的にこの課題に向き合いました。研究を進めていくうちに自分自身を見つめなおせる内容で、私自身もこの研究から人とかかわるうえで大事なことを教えてもらった気がします。ぜひ多くの方に見ていただきたいです。
知的障害のお子さんを持つご家族の方、実際に患者として知的障害の人を診ている医者の方など数名で構成されている「あいプロジェクト」さんにインタビューをして、当事者だけでなく周囲の人から見た障害というものをとらえた。またあいプロジェクトさん主催のオンライン懇親会に参加し、知的障害に関心のある人の意見を聞いたうえで意見をまとめていった。
実際に行われている「インクルーシブ教育」が障害者と健常者がかかわるきっかけを作れるという点から有効であるというお話を伺い、交流の機会を作ることが重要になると考えた。また、大切なのは障害を「理解する」ことでも「受け入れる」ことでもなく、「自分の中で折り合いをつける」ことであると伺い、やはり一度かかわってみるきっかけを持つことがそのきっかけにもなりうるとわかった。
障害がもっと受け入れられるようになるためには、「健常者と障害者がかかわるきっかけを作ること」「関わるときは、相手を特別扱いするのではなく対一人の人間として接すればよいことを普及させること」「障がい自体の認知度向上を目指すこと」の三点が重要であると考えた。