＜5月13日（水）＞

上智大学にてキッコーマンの武智正裕さんが企業プレゼンターとして登壇されました。

講義内では、キッコーマンが掲げるGlobal Vision2020が紹介され、企業がどんな目的で、何を実現するために、日々仕事に邁進しているのかが語られました。その内容は、1ユーザーとして知るキッコーマンのイメージや認知を遥かに超える内容。この話を聞く過程で、地球規模で｢食｣と｢健康｣を真剣に考える、キッコーマンという会社の社会的存在意義に感銘を受けました。

今回の課題は、"しょうゆ世界戦略"の中でも、ターゲットを中国に絞り、中国での事業拡大を検討する内容です。上智大学には、帰国子女の学生や留学生が数多く在籍します。学生の議論に耳を傾けると、早々に学内にいる中国籍の友人の名を挙げ、彼らにヒアリングをする、調査する、等といった、上智大らしいチーム活動の計画がどんどん検討されていました。

また、ここ数カ月で、海外拠点を行脚されたという武智さんの最新の海外事情のお話はとても分かり易く、欧州、北米、亜・豪、台湾・中国と、地域毎の展開の違いや、その戦略に関して、具体的に語って下さいました。また、武智さんの整理された中国でビジネスをするにあたって、念頭に置かなくてはならない"マーケティングミックス"の一覧には、戦略を立案する際に、考慮しなくてはならない数多くの切り口のヒントになり、学生の想像する表面的な課題解決策では、到底太刀打ち出来ないであろうということを想像させる素晴らしい内容でした。

以降の一次・最終提案もどうぞ宜しくお願い致します!!