<6月19日(木)>
中央大学にてオリエンタルランド商品開発部 生活雑貨グル―プマネージャーの向井丈晴さんが企業プレゼンターとして登壇されました。プレゼンの冒頭で「ディスニーランドに来たことがある人」と挙手を求めると、全員が挙手。教室の学生の全員が一度は行ったことがあるという反応に向井さんも驚かれていました。「夢の国」の中で、社員がどのような気持ちで働き、実際に活躍をしているのかを直接聞くことができる大変貴重な機会だったように思います。
今回は、「働くリアルを見せる」というFSP講座の主旨をご理解下さり、普段では目にすることのないテーマパークビジネスの概要や売上構成、ゲスト1人当たりの売上推移など、IR等で公開しているビジネスにまつわる詳細データを提示し、学生に分かり易く説明をして下さいました。
課題を正しくとらえるために、講義の中では、過去に行った"売上機会の創造"と、"売上機会損失の抑制"の事例をご説明下さり、単なる商品開発で終わらず、広い視野で企画を立案することが要求されました。これからの事例を通じて、何を解決するために、どんな施策がなされたのか?を目の当たりにすることができました。また、講義の最後に、「ディスニーブランドに関わる上で」という内容で、ディズニーブランドの原則やプロミス、表現の仕方、社会・人権への配慮、必要な注意などのご説明を受け、オリエンタルランドの社員になって当事者意識を持って課題に向かうきっかけがあったように感じました。
『すべてはチームワークで成り立っているんだ』というウォルト・ディズニーの言葉で、講座は締めくくられました。