SDGsへの取り組み 人と社会の持続可能な未来に向けた、ベネッセグループの取り組み

「Benesse」 は、ラテン語のbene(よく)+esse(生きる)の造語で、「よく生きる(≒well-being)」 という意味。
ベネッセは1990年から企業理念として 「Benesse(よく生きる)」 を掲げながら、人の生涯に寄り添い、教育・介護をはじめとしたさまざまな事業活動を行う企業グループです。
2023年には、大きく変化する社会の中で、これからの経営の軸として、新たなグループパーパス 「誰もが一生、成長できる。自分らしく生きられる世界へ。ベネッセは目指しつづけます。」 を公表。人を取り巻く社会の構造的な課題に向き合い、事業を通じた新たな価値創造を目指しています。

このページでは、人や社会の持続可能な未来に向けた、ベネッセグループのSDGsに貢献するさまざまな取り組みをまとめてご紹介します。

人の生涯によりそい 「Benesse(よく生きる)」 を支援するためにライフステージ別 ベネッセグループのSDGsへの取り組み・アクション

  • 幼児への取り組み
  • 小学生への取り組み
  • 中高生への取り組み
  • 大学生・大人への取り組み
  • シニアへの取り組み
  • その他の取り組み

幼児への取り組み

  • しまじろうと一緒に。ものを大切にする
    心を育むSDGs教育を幼児から
    もったいない ちゃれんじ
    SDG 4 質の高い教育をみんなに SDG 12 つくる責任、つかう責任 SDG 17 パートナーシップで目標を達成しよう

    SDGsという言葉が生まれる前からあった、日本古来の考え方 「もったいない」 を、幼いうちから自然に意識し、考える機会を提供するために。幼児を対象としたベネッセコーポレーションの教育・生活支援ブランド<こどもちゃれんじ>は、毎日ふれる紙やおもちゃ、水など身近な物や場所に隠れている 「もったいない」 を親子で発見し、幼児にもわかりやすい手法で物を大切にする心を自然に育む 「もったいない ちゃれんじ」 を展開しています。

    その一環として、2023年に実施した 「まみむめもったいない」 キャンペーンでは、楽しく歌っておどりながら 「もったいない」 という言葉に親しめる 「まみむめもったいない」 の動画を無料で公開(再生回数約400万回・2024年2月時点)。さらに全国約2万の保育園、幼稚園やこども園にもCDや紙芝居・ポスターを、ご家庭には冊子を無償提供するなど環境への意識づけとなる啓蒙活動を全国で実施しました。

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  • 「わお!(発見や驚き)」 を通して、
    限りない知的好奇心を広げる教育番組 しまじろうのわお!
    SDG 4 質の高い教育をみんなに SDG 13 気候変動に具体的な対策を SDG 14 海の豊かさを守ろう

    テレビ番組 「しまじろうのわお!」 では、幼児向け教育番組として 「わお!(発見や驚き)」 を通して、自分をとりまく広い世界を見渡すきっかけとなる映像コンテンツを届けています。

    近年では、未来を生きる子どもたちにサステナビリティやSDGs、環境問題を意識し考えることを促すコンテンツにも注力しています。2021年には、海の保全をテーマにした 「Our Oceans(私たちの海)」 が、ContentAsiaが主催するアジア最大の国際テレビ賞であるアジアテレビ賞で最優秀賞を受賞するなど、国際的なアワードを獲得。2024年には、アジアテレビ賞のプレスクール部門で、 「生物多様性」 をテーマとしながら、絶滅危惧種の生き物を守り、共生できる環境をつくる大切さを子どもたちに伝える作品で最優秀賞を受賞しました。

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  • 様々な企業とともに、環境問題を親子で
    楽しく学べるWEBサイトを開設 おやこでエコチャレンジ
    SDG 4 質の高い教育をみんなに SDG 12 つくる責任、つかう責任 SDG 17 パートナーシップで目標を達成しよう

    「おやこでエコチャレンジ」 は、SDGs達成の目標年まで10年を切り、COP26(第26回国連気候変動枠組条約国会議)も開かれるなど、環境問題への意識が高まった2021年に開設された、環境問題を親子で楽しく学べるWebサイトです。

    このサイトは、幼児の教育・生活支援ブランド<こどもちゃれんじ>が、子どもたちの未来のために何かできないか、と考えている保護者に向けて、日々の生活の中で親子で環境問題の解決に向けて取り組むきっかけを提供するため、活動に賛同した協賛各社とともに開設。
    クイズなどで遊びながら環境問題や食品ロスの問題について学べ、親子で会話したり行動に移したりするためのコンテンツを提供しています。また、身近なテーマで親子で取り組める、協賛企業の環境に関する活動もサイト上で紹介しています。

    ※ 現在、「おやこでエコチャレンジ」 プレゼントキャンぺーンは終了しています。

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小学生への取り組み

  • このままでは世界が危ない、
    未来をつくる勇者としてクエストに挑戦 未来をつくるSDGsナゾ解き
    SDG 4 質の高い教育をみんなに

    「未来をつくるSDGsナゾ解き」 は、子どもたちがSDGsについて楽しく学びながら、未来の世界に目を向けられるきっかけを提供するプロジェクトです。子どもたちが思わず 「知りたくなる」 「やってみたくなる」 コンテンツを通じて、環境問題など世界の抱える問題に気づける創造力や、解決に向けて主体的にはたらきかけることのできる行動力を育んでいきます。

    特設Webサイト上では、環境破壊が進んでいる世界で、ロボットと一緒に船で島を訪れ、さまざまな課題を解決する、というコンセプトのナゾ解きクエストに挑戦したり、SDGsについて知る・学ぶためのコンテンツを見たり、自分なりのできることを言葉にする 「SDGs宣言」 などに参加することができます。お子さまのSDGsへの興味関心を広げるほか、自由研究のテーマを考える際のきっかけとしても活用できる内容となっています。

    ※「進研ゼミ小学講座」の会員限定のコンテンツです。

  • 多様な子どもたち、一人ひとり違う
    “特性に対応した学び”を提供 まるぐランド for School
    SDG 4 質の高い教育をみんなに SDG 9 産業と技術革新の基盤を作ろう

    通常の学級に通う子どもたちの中でも、学習面や行動面で支援を必要とする子どもの割合は8.8%(※1)。多様な子どもたち一人ひとりに合う学びの充実が求められる一方で、全国の学校では先生達の多忙さや人員不足が問題になっています。そのような社会背景の中で生まれたのが、ベネッセのICT学習サービス 「まるぐランド for School」 です。

    タブレット上で、読み書きや認知特性の基礎スキルを測り、視覚や聴覚など個々の苦手や得意など、特性にあわせた最適な学習コンテンツを自動で提供。子ども達の自己肯定感を損ねることなく 「できた」 の成功体験へと導き、多忙な学校現場の支援ともなる、これまでにない新しいICT学習サービスとしてさまざまな自治体や学校現場での活用が進んでいます。

    ※1:文部科学省 「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査」 (令和4年度)

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  • 「じぞくま」 、「ぺんぎん」 と一緒に。
    SDGsを動画で楽しく学び、考える SDGsってなんだろう ムービー
    SDG 4 質の高い教育をみんなに

    世界が大きく変わる今、これからもずっと暮らし続けていける社会をつくるために、どうしたらいいんだろう? 「SDGsってなんだろう」 ムービーは、子どもに伝えるには少し難しい 「SDGs」 を楽しく学び、考えるヒントになる動画として制作された、ベネッセグループのオウンドメディア 「サステナブルな社会へ from Benesse」 のオリジナルコンテンツです。

    地球のどこかのお話として、持続可能な社会を目指す 「じぞくま」 と 「ぺんぎん」 が登場。軽快な掛け合いを見ながら、なぜSDGsができたのか?その背景や、目標だけを見てもわからないSDGsのことを、身近な学校やクイズを通して一人ひとりが楽しみながら考えることができる内容になっています。SDGsへの興味関心を広げ、考えを促すムービーとして、多くの家庭や学校現場でも活用(再生数約77万回・2023年12月現在)されています。

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  • SDGsのこと、一緒に話しながら楽しく学べる。
    書き込めるワークシートも SDGsアイディアシート
    SDG 4 質の高い教育をみんなに

    「SDGsアイディアシート」 は、“考えよう!未来のために、未来のこと。”をキーワードに、サステナブルな社会のことを大人と一緒に楽しく話して、わかりやすく学べるオリジナルのSDGsシートです。お子さまやSDGsに興味関心をもつ方の気づきやヒントとなることを願い、ベネッセグループのオウンドメディア 「サステナブルな社会へ from Benesse」 では無料でこのシートを公開しています。

    アイディアシートのステップは3つ。まずはステップ1でサステナブルやSDGsのことを読んで理解したら、次はステップ2としてSDGsのさまざまなゴール別の課題やSDGsクイズを見ながら関心のあることをチェックしていきます。最後のステップ3では、未来を想像しながら気になるテーマについて、できることはなんだろう?をワークシートに書き込みながら考えることができます。

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  • この夏、きみのチャレンジは
    きっと未来を変える力になる 夏のチャレンジ 全国小学生『未来』をつくるコンクール
    SDG 4 質の高い教育をみんなに

    子どもたちが家庭で過ごす時間が増える夏休み。2004年から毎年、夏休みの間の子どもたちが身近な課題に“自ら気づき、自分で考える”ための機会として行われているのが、 「全国小学生『未来』をつくるコンクール」 です。ベネッセ教育総合研究所が主催し、進研ゼミ 「小学講座」 などと共に、全国の小学生を対象として実施されるこのコンクールには、毎年約2.5万件以上の作品が寄せられ、累計応募数は100万点以上。複数の応募部門があることで、個性や想像力を幅広く発揮できる機会となっています。

    2023年度のコンクールでは、作文・自由研究・絵画部門のほか、環境部門(3~6年生対象)も設定され、SDGsを意識した作品や、ユニークな視点をもった作品が多く寄せられました。持続可能な社会の実現に向けた一歩を応援する活動として今後も実施が予定されています。

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中高生への取り組み

  • 全国の中高生の探究活動を参考に、
    自分だけの“問い”を見つけよう みんなの探求ライブラリ
    SDG 4 質の高い教育をみんなに

    2022年度より本格始動する高等学校学習指導要領の 「探究的な学び」 の動きに伴い、ベネッセコーポレーションの高校生向け進路情報サイト 「マナビジョン」 では、全国の中高生の “探究学習”の実践レポート紹介コーナー 「みんなの探究ライブラリ」 を増強。2022年4月に国内最大級の規模となる約1,800件をライブラリ化しました。

    同ライブラリでは、中高生たちの個性あふれる探求実践のレポートを、地域問題/社会問題(SDGs)/理数/自分の興味・関心/その他の5つのテーマから検索し、参考にすることができます。ベネッセが実施した 「高等学校の学習指導に関する調査 2021」 では約8割の教員が 「探究すべき課題や問いが設定できない」 と回答する中で、SDGsを始めとする探求的な学びに取り組む生徒、教育現場で指導にあたる教員を支援する取り組みです。

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  • 身近なシーンから地球や生物の未来を考え、
    解決策を提案する 高校生 環境小論文コンクール
    SDG 4 質の高い教育をみんなに SDG 13 気候変動に具体的な対策を SDG 15 陸の豊かさも守ろう

    未来を担う高校生に環境問題について考える機会を創出するため、ベネッセコーポレーションでは全国の高校生や高専生を対象として 「高校生 環境小論文コンクール」 を実施しています。

    論文の課題は 「家、学校、地域など身の回りで地球や生物に負荷をかけていると思う問題を挙げ、○○の立場から、その問題の解決策を800字以内で提案する」 というもの。○○には、 「環境大臣」 「企業の社長」 「教師」 など、設定したい立場を自由に入れることができます。

    2023年には、16回目となるコンクールを開催。応募作品には、自身の生活に密着した身近な問題に着目し、数値や事例などを効果的に示しながら、地球環境や生物の問題に対して説得力ある論文を組み立てている作品が数多く見られます。コンクールを通じて環境問題に主体的に取り組む意識を生むとともに、自分の考えを論理的にわかりやすく読者に伝えるためのスキルを学ぶきっかけにもなっています。

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大学生・大人への取り組み

  • 大学生講師が成長する機会を通じて、
    社会の未来を創る力に TEACHERS’ SUMMIT
    SDG 4 質の高い教育をみんなに

    「TEACHERS’SUMMIT」 は、ベネッセグループの東京個別指導学院が開催している講師の共創メソッドであり、講師がチームで教室運営の計画を立案しPDCAを回す1年間のプログラムです。 東京個別指導学院と関西個別指導学院で働く講師は1万人を超え、その約9割が現役大学生です(2023年3月末時点)。人の成長が事業成長の軸であるとともに、社会の未来を創ると捉え、講師の成長機会を数多く提供する中でも最たる取り組みとなっています。

    年間を通じプレゼンテーションとナレッジ共有の機会を各地域で開催し、お互いに学ぶことで計画を高め合います。3月の大総括会では全国260以上の教室の頂点といえるベストプラクティス最優秀教室を投票で決定。大学生講師1人ひとりの 「チャレンジして夢を実現する力」 「自ら未来を切り拓く力」 「仲間と共に大きな夢を描き実現する力」 に貢献しています。

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  • だれもが産み育てやすい社会と、
    こどもたちのミライをみんなで たまひよとつくる こどものミライ
    SDG 3 すべての人に健康と福祉を SDG 5 ジェンダー平等を実現しよう SDG 8 働きがいも経済成長も

    雑誌 「たまごクラブ」 「ひよこクラブ」 や、Webサイト等を通じて出産育児情報を届け続けている、ベネッセコーポレーションの妊娠・出産・育児ブランド 「たまひよ」 。 「たまひよとつくる こどものミライ」 は、これまで届けてきた出産育児の課題解決情報のみならず、だれもが生み育てやすい社会と、サステナブルなこどものミライの実現をめざしたソーシャルグッド活動を発信しているサイトです。

    サイト内では、病気や障がいを抱えながらも前向きに生きる人々の実体験からなるエピソードや、LGBTQ・一人親・特別養子縁組で子どもを迎えた家族など、多様な家族のありかたを伝える記事を記載。時代の変化に応じた情報を届けながらも、一貫して出産育児を取り巻くよりよい社会を目指す 「たまひよ」 として、これからの社会を考えるヒントとなるような発信をしています。

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シニアへの取り組み

  • 全国の介護現場の 「困った!」 に、
    誰でも使える情報を無料提供 介護アンテナ
    SDG 9 産業と技術革新の基盤を作ろう SDG 17 パートナーシップで目標を達成しよう

    ベネッセグループで介護事業を展開するベネッセスタイルケアが2019年に開設したのが、介護スタッフ向け総合情報サイト 「介護アンテナ」 です。このサイトでは、これまでのホーム運営で培ったノウハウや知見を無料で公開。例えば、それまでは社外秘だった介護技術などのノウハウやメソッドを見ることができるほか、セミナーなどの情報や、介護スタッフからのニーズが高いアクティビティやレクリエーションの素材、高齢者の病気や薬に関する情報も提供しています。介護が必要な方や車いすの方がお出かけする際の参考になる、お出かけスポットのバリアフリー情報も掲載。全国からアクセスされ活用されるサイトとなっています。

    介護スタッフのみならず、ご家庭でご家族を介護されている方など、介護に関わる全ての方の 「どうしよう」 に応える情報サイトを通じて、介護の現場で困った時のよりどころとなること、ひいては介護業界全体の質が向上することを目指しています。

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  • 介護人財の育成と
    ご高齢者のQOL向上へ マジ神AI
    SDG 3 すべての人に健康と福祉を SDG 4 質の高い教育をみんなに SDG 9 産業と技術革新の基盤を作ろう

    ベネッセスタイルケアでは、ご高齢者お一人おひとりのQOL(quality of life )向上を目指し、質の高い介護を実践する介護の匠(通称 「マジ神」 )の育成と輩出に力を入れています。

    さらに、「マジ神」 の気づきやその思考をテクノロジーとかけ合わせた 「マジ神AI」を独自のAIソリューションとして開発しました。「マジ神AI」があることで経験の浅いスタッフでも、現場で困った時には匠の視点でAIが対応のヒントを提示。スタッフの介護スキルの向上と、より質の高いサービスの提供へとつながります。2023年11月現在、「マジ神AI」を全介護付有料老人ホーム261拠点に導入完了。2024年度には全住宅型有料老人ホーム(2023年11月時点 89拠点運営)への導入拡大を目標に、さらなる介護サービスの向上を目指しています。

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その他の取り組み

  • SDGsを軸に、地域の持続可能性と
    ウェルビーイングを共同研究 瀬戸内サステナビリティ&ウェルビーイング研究プロジェクト
    SDG 3 すべての人に健康と福祉を SDG 17 パートナーシップで目標を達成しよう

    岡山大学とベネッセホールディングスの共同研究という形で、地域の持続可能性と「well-being:ウェルビーイング」の学術的研究を行うために実施されたのが「瀬戸内サステナビリティ&ウェルビーイング研究プロジェクト」です。 2020年度から2022年度の3ヵ年で、直島・犬島・豊島の3島を中心として、「直島メソッド※」ならびに「公益資本主義」が地域や住民の「well-being:ウェルビーイング」にもたらした変化とそのメカニズムについて調査し、学術的な成果としてまとめるために行われました。2022年11月には、その最終報告会がベネッセアートサイト直島にて開催されました。

    ※ベネッセホールディングスは、福武財団とともにベネッセアートサイト直島の活動を通して、アートを媒介とした地域づくりに30数年にわたり取り組んでいます。瀬戸内の自然や、建築の特性を活かして制作、展示されるアートは、その場所固有の空間をつくり出し、作品の発するメッセージをより強く体感できます。そうしたアート体験や風景、地域の人々との交流を通し、「よく生きる」を考える機会となることを目指してきました。直島を中心とした活動は、「瀬戸内国際芸術祭」の開催につながり、その手法は「直島メソッド」として海外でも紹介されています。

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  • SDGsに関連する様々な
    基礎知識・情報を発信
    ベネッセ教育情報 SDGs情報発信
    SDG 4 質の高い教育をみんなに

    ベネッセ教育情報サイトは保護者、教育、研究者など教育に関心をもつすべてのかたへ 「みつかる、明日のまなび。」 をコンセプトに、未来を生き抜いていく力につながるさまざまな視点を通じた情報を届けているWebサイトです。教育動向のほか、子育て・生活、研究・調査データなど幅広いコンテンツを発信する中で、SDGsに焦点をあてた情報コーナーも設置されました。

    同コーナーでは、SDGsをはじめ、持続可能な社会を取り巻く様々なキーワードに興味関心をもつ人に向けたわかりやすい基礎知識の解説のほか、 「格差社会に陥る5つの原因とは?」 「地球温暖化は私たちの暮らしにどう関わっているの?」 など疑問に応えながら深堀した記事が各種掲載されています。

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  • 物流を支えるドライバー負担と
    地球環境への負荷を削減へ 郵送教材の置き配指定による再配達削減
    SDG 12 つくる責任、つかう責任 SDG 17 パートナーシップで目標を達成しよう

    ベネッセコーポレーションでは、品質・価格・納期のみならず、環境や人権・労働などの社会側面にも配慮した、責任ある調達活動を推進しています。また、調達に関する考え方を 「調達基本方針」 に定め、サプライチェーン全体のサステナブルな社会の実現に向けて、パートナー企業の皆様と共に取り組んでいます。そのような中で、べネッセコーポレーションの通信教育サービス 「こどもちゃれんじ」 「進研ゼミ」 が取り組んでいるのが、教材の置き配指定拡大です。

    手間をかけず簡単に指定場所を登録することができる仕組みを整え、会員のかた向けにお知らせをする中で置き配指定の利用が増加。ドライバーの負担を増大させるだけでなく、大気汚染物質や地球温暖化の原因となるCO2の排出量を増加し、地球環境に負荷を与える再配達を減らすことに努めています。

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「サステナブルな社会へ」 ではこのほかにも、SDGsの各ゴールに向けたさまざまな取り組みと、その裏にある担当者の思いを一話完結のストーリーを多数ご紹介しています。
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サステナブルな社会へ from Benesse

一人ひとりの「Benesse(よく生きる)」のために、持続可能な社会に向けたさまざまな取り組みを行っています。

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