英語で考えて話すことができるようになっています。ただし、話題が難しくなると語彙や表現の知識不足で不自然なつかえが生じたりすることがあります。
シャドーイングの素材選びで一番大切なことは意味がわかっているものを選ぶことです。また数回やって終わるのではなく、10回、20回と繰り返し、長期間にわたって行うことが大切です。
※この点で、シャドーイングは筋力トレーニングに似ています。
ダンベルを数回持ち上げただけでは筋力がつかないように、スピーキングも決して一朝一夕には向上しません。
英
語学習ではよく「習うより慣れろ」と言われますが、特にスピーキングに関しては「慣れるまで習え」が鉄則です。
その他、自然に口をついて出る慣用表現を増やすことも大切。
あまり考えなくても口にできる慣用表現は、言いたいことを組み立てて言うための脳のワーキングメモリの負荷を減らし、不自然なつかえを回避できます。一度試してみてください。
【シャドーイング】:
英語を聞きながら、ほぼ同時にその英語を自分で発話するスピーキングの練習方法。
(聞こえてくる英語を口まねして音の影を追うようにすることからこのように呼ばれています)