都内有数の伝統校。平成26年度より国際教育パイロット校の指定を受けている。
貴校では、現在どのような英語活動に取り組んでいますか。国際教育パイロット校として英語教育には特に注力しており、英語を使ったコミュニケーション能力の向上を目指しています。1・2年生は週2時間、3年生からは週3時間の英語の授業を設けています。国際小学校を運営する外部機関と連携した外国人講師による授業も展開しています。講師の先生方は大変熱心で、児童は「天気」や「休日の予定」などのトピックから、基本的な文法の習得に励んでいます。そのほか、週4日は朝の5分間でクラス担任が英語指導を行っており、英語に慣れ親しむ時間を作っています。
学習到達目標は、どのように設定していますか。英語の「4技能」をバランスよく高めていくことを意識しています。先進的な取り組みに積極的にチャレンジし、小学校卒業時点で「簡単な英会話ができること」「実践的に英語を使えること」を目指しています。
テストを受検した児童の反応はいかがでしたか。児童たちは楽しく取り組んでいました。いい意味でのゲーム感覚で、やる気になっていた子も多かったですね。児童にとって問題文のスピードは少し速く、やや難しく感じるかもしれないと思っていましたが、好結果でした。児童への結果返却はこれからですが、受検を通して「できた!」という感覚が「自信」につながると感じています。
受検にあたり何かお気づきの点はありますか。大きな問題は感じませんでしたが、タブレットの扱いに不慣れな先生もいました。事前準備や児童への説明にゆとりをもっておくとよいのではと感じました。
今後はどのように活用したいですか。「GTEC Junior」は「どのくらい英語の力がついたのか」が見えるので、継続的な活用を検討したいですね。
英語教育について共に悩み 考え 解決策を生み出す
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