1950年代 倒産からの再挑戦、株式会社福武書店誕生
1955年1月、岡山県で 「株式会社福武書店」 が誕生。中学向けの図書や生徒手帳等の発行を開始しました。
前年の1954年に、前身の(株)冨士出版が業績好調にも関らず現金回収ができずに黒字倒産。マイナスからのスタートでした。
この経験から来る 「二度と倒産させない」 という強い思いが、 「現金主義」 「無在庫経営」 「継続ビジネス」 という今に続くベネッセのビジネスモデルを作り上げることになりました。
- 1955
-
- 岡山市南方420番地に株式会社福武書店を創立
- 中学向けの図書、生徒手帳発行を開始
福武書店設立当初の主要商品
1960年代 新規事業第1号、模擬試験事業の順調な立ち上がり
1962年に開始した高校生向け模擬試験は、はじめは岡山県やその周辺の学校を対象とした小さな事業としてスタートしました。
しかし、複数校で相互にデータを交換し合うという 「合同模試」 の開催等の斬新なアイディアに加えて、営業担当者が学校や地域の教育のための地道な活動を行い、先生方との信頼関係を築き上げていったことにより、採用校を次第に増やしていきました。
- 1962
-
- 高校生向け 「関西模試」 を開始(73年に 「進研模試」 として全国展開)
- 1969
-
- 高校生向け通信教育講座 「通信教育セミナ」 を開講(現 「進研ゼミ高校講座」 )
「通信教育セミナ」 創刊号
(1969年2月15日発行)
1970年代 通信教育講座 「進研ゼミ」 のはじまり
1973年、模擬試験は 「進研模試」 と名前を変えました。1979年の共通一次試験開始を追い風にしながら、大型コンピュータの導入や営業拠点の拡大など基盤を整備し、全国規模で拡大していきました。
一方、1969年に高校生向け、1972年には中学生向けの通信教育講座を開講しました。いずれもはじめは会員数500人程度からのスタートでしたが、試行錯誤を繰り返しながら会員数を拡大し、基幹事業へと成長していきました。
- 1972
-
- 中学生向け通信教育講座 「通信教育セミナ・ジュニア」 を開講(現 「進研ゼミ中学講座」 )
「進研ゼミ」 中学講座 創刊号
(1972年4月15日発行)
1980年代 通信教育講座の拡大と台湾進出
1980年に 「小学講座」 が、1988年に現 「こどもちゃれんじ」 の 「幼児講座」 がスタートし、通信教育講座は幼児から高校生までラインナップが揃い、さらなる拡大を遂げました。また、1989年には台湾でも幼児講座を開講し、アジア市場進出の第一歩を踏み出しました。
- 1980
-
- 第1次CI で 「文化化・情報化・国際化」 を発信
- 進研ゼミ 「小学講座」 を開講
「小五チャレンジ」 創刊号
(1980年9月1日発行)
- 1988
-
- 「進研ゼミ幼児講座」 を開講(現 「こどもちゃれんじ」 )
- 台北支社を設立
開講時の教材セット
- 1989
-
- 台湾で幼児講座を開講
台北での幼児講座イベント
1990年代 「Benesse」 を基本理念に、事業を多角化
1990年にフィロソフィー・ブランド 「Benesse(ベネッセ)」 を導入しました。Benesseはラテン語の造語で 「よく生きる」 の意味です。
以後、人々の 「よく生きる」 の支援を基本理念としながら、グローバル化や少子高齢化という時代の流れを見据えて、事業の多角化を進めてきました。ベルリッツの買収や、介護事業のスタート、現在の生活事業につながる妊娠・出産・育児雑誌 「たまごクラブ」 「ひよこクラブ」 の創刊もこの頃です。
1995年には、すべての事業活動を企業理念と一体化させるため、社名を 「(株)ベネッセコーポレーション」 に変更しました。
- 1990
-
- 第2次CIでフィロソフィ・ブランド 「Benesse」 を発表
CI発表時の新聞広告
- 1991
-
- ベネッセ・ロジスティクス・センター(岡山県瀬戸内市長船町)を竣工
- 1992
-
- 「株式会社テレマーケティング ジャパン」 を100%出資子会社として設立(2012年 「株式会社TMJ」 に社名変更、2017年全株式譲渡)
- 1993
-
- 世界最大の語学企業ベルリッツインターナショナルインク(現ベルリッツコーポレーション)を子会社化(2022年全株式譲渡)
- 「たまごクラブ」 「ひよこクラブ」 を創刊
ベルリッツ
コーポレーション
1993年10月創刊の
「たまごクラブ」 「ひよこクラブ」
- 1994
-
- 東京支社(現在の東京本部)が東京都多摩市に移転
- 1995
-
- 商号を 「株式会社ベネッセコーポレーション」 に変更/大証二部、広証へ株式上場
- ホームヘルパー2級養成講座開講 ⇒介護事業スタート
新社名のロゴと
キャラクター
岡山市門田屋敷
「ベネッセホームくらら岡山」
(1997年開設)
- 1996
-
- 「サンキュ!」 を創刊
- 1997
-
- 大証1部へ指定替え
- 1998
-
- 「株式会社サイマル・インターナショナル」 を子会社化(2020年全株式譲渡)
2000年代 次なる成長に向けた足場固め
「進研ゼミ」 は、学力別教材の導入や、オプション教材の開始等により、個別対応力を強化し、付加価値を高めていきました。また2008年には、中学生向けに紙とWebを組み合わせた新しいタイプの教材 「進研ゼミ+i(プラスアイ)」 を開講し、次世代型教材開発の第一歩となりました。さらに、学習塾事業にも参入するなど、多様な学習ニーズへの対応も進めました。
また、通信教育事業のさらなる拡大に向けて、2006年には、中国、韓国でも幼児講座を開講し、海外進出を本格化させました。 そして、2009年10月、持株会社体制へ移行し、 「国内教育」 「海外教育」 「生活」 「シニア・介護」 「語学・グローバル人材教育」 の5つを成長事業領域と位置づけ、さらなる成長に向けて経営体制を整えました。
- 2000
-
- 東証1部へ株式上場
- 介護事業の運営会社 「株式会社ベネッセケア」 を設立
- 介護付高齢者向けホームの 「伸こう会株式会社」 を子会社化
- 2001
-
- ベルリッツインターナショナルインク(現ベルリッツコーポレーション)を完全子会社化(2022年全株式譲渡)
- 高校向け教材出版社 「株式会社ラーンズ」 を設立
- 2003
-
- ベネッセグループの介護事業会社3社を 「株式会社ベネッセスタイルケア」 として統合
- 「株式会社進研アド」 を子会社化
- Benesse Hong Kong Co.,Ltd. を設立
- 2004
-
- Benesse Korea Co.,Ltd. を設立
- 2005
-
- Benesse 教育研究開発センター発足
- 「株式会社アビバ」 をグループ会社化(2010年全株式譲渡)
- 2006
-
- 中国・韓国で幼児向け講座を開始
- 「株式会社お茶の水ゼミナール」 を子会社化
中国(上)韓国(下)の幼児講座
- 2007
-
- 「株式会社東京個別指導学院」 を子会社化
- 倍楽生商貿(中国)有限公司を設立
東京個別指導学院
- 2008
-
- 「進研ゼミ中学講座+i」 開講
- 2009
-
- 「株式会社東京教育研」 を設立(鉄緑会事業の承継)
- 持株会社体制へ移行
- 商号を 「株式会社ベネッセホールディングス」 に変更
2010年~ グローバル化、教育の次世代化、シニア・介護のさらなる成長への挑戦
2011年10月に、新中期経営計画を発表。 「教育事業分野で世界No.1企業を目指す」 ことと、 「介護関連事業を重要な成長分野と位置づけ、さらなる成長を目指す」 ことをビジョンとして掲げ、グローバル化、教育の次世代化、シニア・介護事業の拡大を進めています。
- 2010
-
- 「株式会社ボンセジュール」 を子会社化
- 2011
-
- 「株式会社ベネッセコーポレーション」 がインドネシアに駐在員事務所を開設
- 2012
-
- 「株式会社アップ」 を子会社化
- 「株式会社ボンセジュール」 を 「株式会社ベネッセスタイルケア」 に合併
- 2013
-
- 配食サービス事業を行う 「株式会社ベネッセパレット」 を設立
- 2014
-
- 個人情報漏えい事故発生
- 介護相談サービス事業を行う 「株式会社ベネッセシニアサポート」 を設立
- 「株式会社ミネルヴァインテリジェンス」 (現在の 「株式会社ベネッセビースタジオ」 )を子会社化
- 2015
-
- 「株式会社ベネッセインフォシェル」 を設立
- 「株式会社ベネッセi-キャリア」 を設立
- 2019
-
- 「Classi株式会社」 、 「株式会社EDUCOM」 を子会社化
2020年~
- 2022
-
- ベルリッツ コーポレーションの全株式譲渡
- 東証プライム市場に移行
- 2024
-
- 東証プライム市場において上場廃止
- 株式会社ベネッセMCM(2002年設立)と株式会社ハートメディカルケア(2021年設立)を、介護HR事業を行う「株式会社ベネッセキャリオス」として統合
- 2025
-
- 介護・保育領域の中間ホールディングス「株式会社ベネッセスタイルケアグループ」を設立
- 「デジタルハリウッド株式会社」を子会社化
- 2026
-
- 教育グループ「株式会社ベネッセコーポレーション」、介護・保育グループ「株式会社ベネッセスタイルケアグループ」に分社化
- 「株式会社ベネッセホールディングス」が「株式会社ベネッセコーポレーション」と合併