Benesse

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自分が手がけたサービスで
学校・先生方・生徒が
喜ぶ姿に触れることができる

毛利 翔

2018年にシステム会社から
Benesseに中途入社
学校向けサービスの
プロジェクトマネージャーを担当

  • 教育事業におけるサービス・システム開発の責務を日々強く感じながら、 変化の激しい学校現場の支援を強化している最前線の業務内容・醍醐味について聞いた。

自身の手掛けたサービスに継続的に
関わり、 お客様のために良くし続けたい。
教育事業への関心と重なり、Benesseへ

ご経歴をお伺いさせてください

私は大学時代、物理工学を学んだ後、当時はITの力で世の中をより良くしたいという思いでシステム開発をする会社に就職しました。そこでは、小売業界の業務システム、店舗システムの開発プロジェクトを担当していました。当初は様々なお客様の要件を、実際に現場で利用するシステムに仕上げるという面白さを感じていました。そのような経験を積む中で、企画の立ち上げから関われ、開発した後も、継続的にシステム面でサービスをより良くし続けたいという思いが強くなっていきました。加えて、元々教育に興味があり、自身が担った事業を通して世の中に新たな価値を生み出したいという思いと、子どもが生まれたこともきっかけとなって、事業会社であるBenesseに転職しました。

現在の業務内容について教えてください

Benesseの開発としては大きく学校向けと個人向けがあり、私は学校向けサービスを担当しています。
学校向けの開発組織の中には、大きく、小中学校領域と高校領域があり、私は小中学校領域のシステム開発を担う組織に所属しています。
その中では、GIGAスクール構想の前倒しにより急速に展開されたICT端末を使った授業支援やデジタルドリルのサービスのシステム開発、運用保守を担当しています。

Benesse入社後の印象的なエピソードを教えてください

GIGAスクールの前倒しによる急激な利用者増によって、現在担当しているサービスがシステム面で不安定な状態となった時がありました。このサービスの利用を楽しみに待っている子どもたちに正常に利用してもらうことができず、先生方が予定されていた授業に支障をきたす状況となり、ご迷惑をおかけしてしまいました。お客様からは、当然、非常に厳しいお言葉も頂きました。
そのような状況の中で、何とか、安心してサービスを利用してもらいたい、このサービスを通して、先生の授業をご支援し、子どもの成長に貢献したいという強い想いで、時間はかかりましたが、事業、開発、運用が一体となってサービス安定化に立て直しすることができました。
その後、1年ほど前のことですが、有志の先生方の主催で、先生方、Benesse側それぞれ約50名の100名を超える人数によるイベントを開催して下さいました。コロナ禍のためリモート越しではありましたが、先生方が普段授業の中で、どのように我々のサービスを活用して下さっているか、サービスを利用して授業や子どもたちの様子がどのように変わったかを熱く語って下さいました。先生方からは、サービスに対する期待の声を多数頂くとともに、「これからも、一緒にサービスを良くしていきたいんだ」というお言葉を頂いた時は、非常に嬉しかったですし、より良いサービスとなるようシステム面でしっかりと支えなければならないと強く決意したことを今でも覚えています。

多くのステークホルダーとともに、
「顧客のため」を第一優先に
業務が遂行できるのが魅力

所属しているチームの雰囲気を教えてください

今のチームは、事業部門、開発部門、運用部門が三位一体となって、日々、開発案件の推進や、システムの運用監視、保守を担っています。そこでは、関係者全体では100名を超える人が関わっております。時には、議論が白熱することもありますが、サービスを利用されるお客様を第一に考えている点は共通なので、お互い協力的な雰囲気で日々の業務にあたっています。

前職との違いをどのようなところに感じることがありますか

Benesseは、教育に対して熱い想いを持っている方が多いと感じます。加えて、事業会社のシステム部門ということで、事業と一体となってサービスを立ち上げ、システム面でサービスをより良くし続けられる点は、前職と異なります。また、前職と比べても、現場との距離が近いと感じています。学校現場でお客様が実際に利用している状況を直接見聞きする機会が多く、担当しているサービスを利用してユーザに貢献できている状況を知ることができるのは、モチベーションにも繋がります。
自身が担ったサービスを通して、実際にユーザが利用している様子を身近に感じることができるのは、事業会社だからこそと思います。時には厳しい声を頂くこともありますが、学校現場が少しずつ、良くなっていることを感じられるのは、やりがいにも繋がっています。

どのような働き方をされていますか

拠点は新宿オフィスですが、ここ2年はほとんど出社しておらず、在宅勤務がメインです。出社の良さは、実行計画検討など、大きなテーマに対して、皆でアイデアを白版に書き出しながら活発に議論ができることで、在宅の良さは、集中して業務にあたれることだと思っているので、自分で心地よい環境を選び取れるのは働きやすいと思っています。
プロジェクトの進捗やサービスの安定稼働に影響を与えない範囲で、メリハリをもって、日々の業務に取り組んでいます。
1日の具体的な業務イメージは、チームの朝会、課の朝会から一日がスタートします。その後、日中は、事業部門や開発内での定例会や検討会議に複数参加して、日々の状況確認や、ディスカッションをしています。会議の合間や、一日の会議終了後に、資料の作成など、自身のタスクをこなしています。

子どもたちが夢中になって
学習している
様子がモチベーションに。
事業理解を深め、ユーザー視点に立った
より良いサービス開発を目指し続ける

Benesse入社後に身についたスキルは?

Benesseでは、事業会社のシステム部門ということもあり、事業とサービスをしっかりと理解する必要があります。加えて、開発したら終わりではなく、その後もサービスを安定稼働させ続けるとともに、事業と一体となって改善のサイクルを回し続ける必要があります。そういう意味でも、まだまだ日々勉強中ではありますが、Benesseに入社したことで、一連の事業活動に対する理解と、安定的にサービスを提供し続けるための勘所については、入社前と比較すると、身に付いたのではないかと感じています。

業務のやりがいについて教えてください

直接学校に行くこともありますし、営業や事業から間接的に共有頂くこともありますが、やはり自分が担当したサービスが現場で活用され、子どもたちが夢中になっている状況や、現場の指導や教育に活かされていることを知ることができます。担当したサービスで先生方や子どもたちに貢献できることがやりがいです。
また、Benesseは現場力を大切にしている会社もあって、責任感と意志を持ってチャレンジしようとした事に対しては、上長からも任せてもらえることが多く、この点もやりがいを感じています。

今後取り組みたいポイントについて教えてください

Benesseという事業会社の開発部門のため、「言われた通りに開発するだけ」、「事業と開発エンジニアや開発委託先を繋ぐだけ」、「開発したら終わり」ではなく、事業をしっかりと理解し、技術力をもって現場に入り込み、ユーザにとってより良いサービスとなるようシステム開発をしなければならないと考えています。加えて、事業やサービスを自分事化し、開発後も事業と一体となって改善のサイクルを回し続けなければなりません。
そのためには、現状の開発管理だけにとどまらず、事業をより深く理解し、技術力も兼ね備えた、地に足の着いたボトムアップ型のリーダとして、チームを主導できるような存在になりたいと考えています。そして、チーム一丸で、継続的な事業貢献、ユーザ価値貢献をしていきたいです。

毛利 翔
私にとっての
「はたらく」

意志を持って、チーム一丸で新たな価値を生み出し、世の中の困り事を解決することが「はたらく」ことの意義だと考えています。働くことで得られる喜びが、自身を成長させ、より良い仕事に繋がっていくと思います。

※塩瀬隆之氏(京都大学総合博物館准教授)が、「はたらく」への考えを深める目的で作ったフレーム。反対語・類義語を考えると「はたらく」の多面性を実感する。また、各三語挙げることで個人の価値観が分かりやすくなる。