個人情報の利用停止・消去に関する一般的な手順
個人情報の利用停止・消去を、代理の方が依頼することは一般的にできません。ここでは、お客様ご自身による個人情報の利用停止・消去に関する一般的な手順についてご案内いたします。
- ※ 「個人情報の利用停止」はダイレクトメール、電話などの営業行為を停止すること。「個人情報の消去」は保有している個人情報をデータベースから消去することです。
1. 案内や勧誘があった事業者名を確認
- 【ダイレクトメールの場合】
- ダイレクトメールに記載のある事業者名、連絡先をご確認ください。
宛先等にお客様管理番号等の記載がある場合は、利用停止・個人情報の消去依頼の際に必要になることが多いので捨てずに保管してください。 - 【電話、訪問の場合】
- 電話連絡、訪問を受けている場合、事業者名・連絡先(訪問の場合は名刺、電話の場合は着信履歴に表示される電話番号)、勧誘内容等を控えておいてください。
2. 事業者のホームページ等で個人情報に関する取り組みを確認
個人情報に関する連絡先は、各事業者のホームページに掲載されているケースが一般的です。ホームページ上の『プライバシーポリシー』『個人情報保護方針』等にアクセスのうえご確認ください。個人情報に関する窓口や連絡先が明確でない場合は、まずは記載のある代表電話等にご連絡のうえ、個人情報に関する窓口や連絡先を直接ご確認ください。
- ※ 連絡する際、事業者に電話番号を知らせたくない場合は、非通知設定にしてください。
3. 「2.」で確認できた連絡先に対し、個人情報の利用停止または消去依頼を行う
- 【電話で依頼する場合】
-
- (1)窓口、連絡先へ連絡してください。
- ※連絡する際、事業者に電話番号を知らせたくない場合は、非通知設定にしてください。
- (2)「個人情報の利用を停止してほしい」または「個人情報を消去してほしい」旨の意思を伝えます。
- ※事業者が保有するお客様に関するすべての情報を消去する場合には、「利用停止」ではなく「すべて消去」や「すべて削除」という表現を使ってください。
- (3)電話だけでなく、書面の提出も求められた場合は、担当者に事業者指定の書面の有無を確認し、必要に応じて、郵送してもらい入手してください。
- (4)指定の書面を入手のうえ、それを使って申請してください。もし、指定の書面がない場合は、担当者に必要な記載事項等を確認のうえ、ご自身で書面を作成し申請する必要があります。
- (1)窓口、連絡先へ連絡してください。
- 【書面で依頼する場合】
-
- (1)事業者指定の書面の有無をホームページ等で確認してください。
- (2)指定の書面がホームページ等に掲載されている場合は、その書面を使って申請してください。
- (3)指定の書面があるにもかかわらず、その書面がホームページ等に掲載されていない場合は、電話窓口やメール問い合わせフォーム等に連絡し、指定の書面を入手したうえで申請してください。
- (4)指定の書面が無い場合は、ご自身で書面を作成し申請する必要があります。その際の手間を省けるように、事業者から届いたダイレクトメールなどの送付物がお手元にある場合の参考雛型をご用意いたしましたので、下記に掲載いたします。
-
- ※ 各事業者指定の書面がある場合はそちらに従ってください。
その他
必要な場合は、事業者が確実に利用停止または消去したことを確認するため、利用停止または消去が完了したら通知をするよう事業者に申し入れ、届いた書面を保管してください。その場合は、通知する際に利用した個人情報についても消去してもらうことを申し出てください。
- ※ 事業者が法令に違反した個人情報の取り扱いや取得をしている場合、またはプライバシーマーク付与事業者にあたる場合には、本人からの申請に基づき個人情報の利用停止または消去する義務がありますが、それ以外の場合には、必ずしも対応が期待できない場合もございます。