Benesse 「よく生きる」

EPISODE 学びを支えるストーリー 将来必要な力が
身につく

9万問分析に基づく良問で、
志望大合格に必要な力を
最大限に伸ばす
高校生大学受験進研ゼミ
進研ゼミ高校講座
教材編集者
田邉 明人
主に高校3年生向け「進研ゼミ大学受験講座」の物理教材の編集を担当。大学入試に精通し、志望大合格に向けて解いておきたい問題を、毎月厳選してお届けしている。
多くの受講生から「良問がまとまっている」と評価いただいている、「進研ゼミ大学受験講座」の教材。「難関国公立」「私大スタンダード」といった志望大の7つのレベルごとに厳選問題と詳しい解説をまとめ、合格に向かって、基礎力から実戦力までをまっすぐに養える人気教材です。
こだわりポイント
  • 良問だけを厳選できる理由は約9万問の入試分析
  • 志望大レベルに応じた詳しい解説と振り返りにより、自分で解けるようになる

志望大別ではなく、志望大レベル別である理由

田邉
受験教材をつくるうえで特に力を入れているのが、入試問題の分析です。毎年度、200大学の入試問題約9万問から、出題範囲はもちろん、例えば英語や国語であれば長文の語数など、科目の特性に応じた出題傾向を徹底的にデータ化。その結果をもとに、志望大のレベルごとに解いておきたい問題を厳選し、毎月、教材としてお届けしています。
田邉
なぜ“志望大別”ではなく“志望大のレベル別”なのかというと、同じ大学で一度出題された問題がまた出されることはありませんが、同じレベルの大学は出題傾向が似ていて、類題が出ることがよくあります。そのため志望大だけでなく、レベルが同じ他大学の問題にも、取り組んでおくことが有効だというわけです。

ただし、授業や部活、行事などで忙しい高校生が、机に向かえる時間は限られています。ですから、1冊に詰め込み過ぎては取り組めないし、モチベーションも上がりません。逆に絞り過ぎては、十分な対策にはなりません。
そこで、入試分析データや積み重ねてきた知見をもとに、1問で複数の問題を解いたような学びが得られる良問を厳選。適切な量で、十分な力をつけられるような工夫をしています。
また、問題が難しすぎても優しすぎても力がつかないことから、それぞれの志望大レベルに応じた難易度にも配慮。その時期の志望者の目標到達度に合った良問をお届けすることで、1年間で劇的に上がる高校3年生の学力に合わせて力をつけられることも大事にしています。

志望大のレベルに合わせて異なる解説

田邉
さらに、志望大によって身に着けるべき力も異なることから、編集上でこだわっているのが、それぞれの志望大レベルに合わせた詳しい解説です。例えば、高度な思考力が必要とされる「難関国公立大プラン」の教材では、別の考え方を提示したり、発展的な解説を加えるなど、基礎を深めたり応用したりするための解説を心がけています。対して、基礎力が合格の決めてとなる「私大スタンダードプラン」では、基礎事項が幅広く身につくよう、要点をまとめた解説を充実させています。
田邉
ただし、解答解説をただ読むだけでは力はつきません。着実に力をつけていくために大事なのが、「できなかったところ」を振り返り、何ができていないかを自覚すること。そこで、教材では解説を読みながら「できたところ」「できなかったところ」をチェックする欄を設け、志望大レベル別に学んでほしいポイントをしっかり意識できるようにサポートしています。
これは、「進研ゼミ」で合格した先輩からの体験談やアンケート結果などをもとに、成績が上がった先輩がやっていた学習法を、教材に組み込んだしかけでもあるんです。

大切な一年間を応援するものだから

田邉
大学受験は、目標に向けて努力をすることで、自分の歩む道を主体的に選べる数少ないチャンスです。そんな大切な1年間だからこそ、間違いやつまずきとしっかりと向き合って、「できなかった」を「できる」に変えていくためにはどうするか考える学びを重ねてほしい。高校講座の受験教材はそんな思いのもと、とことん分析、検討、吟味を重ねて、解けるようになるまで何度でも向き合ってほしい問題を選び出し、自信をもってお届けしています。

ですから「合格した」という声はもちろん、「良問がまとまっている」などと言っていただけることは、本当にうれしい限りです。これからもとことん、受験生の頑張りを応援していきたいと思っています。

聞き手・文:竹倉 玲子

撮影:デザインオフィス・キャン

(2020年3月取材)

ここでご紹介している名称・デザイン・内容・お届け月などは変わることがあります。ご了承ください。

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