DIGITAL INNOVATION PARTNERS
by Benesse CorporationSince 2021
答えは机上ではなく、ユーザーの声にある。プロトタイプ検証でユーザー目線の使いやすいUXを追求

「EDUCOM」は、教育現場のコンピュータやネットワークを活用するシーンでシステムとサポートを提供するベネッセグループの会社だ。校務支援における全国最大規模のシェアを誇るシステムで、教員一人当たり年間200時間以上の業務削減を実現してきた。ユーザー目線の使いやすいUX実現のため奔走している坂田紗佑里に話を聞いた。 ※インタビューは2023年に実施

坂田 紗佑里
学校カンパニー変革本部 学校カンパニー戦略部 プロダクトデザイン課 課長
新卒で入社した大手IT企業に10年間勤める。最初の3年間はソフトウェアエンジニアとして従事し、その後プロデューサーとして会員ポータル、SNSサイト、予約システムのアプリ開発・Web開発を担当。プロダクト戦略やデータ分析、施策策定、プロジェクト管理も行う。 ベネッセに転職し、コンサルティング部で学校や介護領域のプロジェクトに携わる。プロダクト改善のサポートやKPI設計、分析ツールの設定を担当。現在はPdM (プロダクトマネジャー)として各事業を横断的に見ながらUI・UX向上のためのサポートを行っている。
新卒で入社した大手IT企業に10年間勤める。最初の3年間はソフトウェアエンジニアとして従事し、その後プロデューサーとして会員ポータル、SNSサイト、予約システムのアプリ開発・Web開発を担当。プロダクト戦略やデータ分析、施策策定、プロジェクト管理も行う。 ベネッセに転職し、コンサルティング部で学校や介護領域のプロジェクトに携わる。プロダクト改善のサポートやKPI設計、分析ツールの設定を担当。現在はPdM (プロダクトマネジャー)として各事業を横断的に見ながらUI・UX向上のためのサポートを行っている。
ISSUE
課題ユーザー目線を追求できる環境・仕組みづくり
EDUCOMは元々、外部のコンサルティング会社が入り、プロダクト作りを進めていました。EDUCOM側には「ユーザーに寄り添ってより良いものをつくりたい」という熱い思いがあったのですが、それを具体化して進めていくノウハウが充分ではありませんでした。
また、システムを改善する際、Excelに機能をまとめて口頭と文面で確認していたため完成イメージがわかず、本当にユーザーにとって使いやすいものになっているのかが分かりにくいことが課題でした。
SOLUTION
ソリューションプロトタイプ検証を実施することでユーザーの声を反映
DIPが入ってプロダクト作りを一緒に進めることで、よりユーザー目線に合った、使いやすいサービスが提供できるようになりました。サービスを改善する際、機能をExcelで確認するのではなく、プロトタイプを制作し、実際にユーザーへ届く画面を見ながら話を進めているので完成イメージを共有できるようになりました。
DIPは社内の組織なので業界や事業について理解があるうえに、開発などの専門知識を持ち併せています。そのため事業側の意図を汲み取りながら、ユーザーにとってより良いものを開発することが可能です。
外部のコンサルティング会社の中には課せられたタスクをこなすことを第一優先としているケースもあるので、良いものをつくることや効率化があまり重視されないこともあります。
一方で、私たちは当事者意識を強く持っています。そこがEDUCOMの方々に受け入れられた理由の一つだと考えています。事業担当の方々と一緒により良いものをつくることを目指して、日々議論を重ねています。時には意見がぶつかることもあるのですが、良いものをつくりたいという軸は同じなので、お互いに納得して進められることがポイントです。
RESULT
結果新たなフレームワークの導入で旧来のやり方をアップデート。短期間かつ効率的な改善を可能に
EDUCOMの方々から「膨大な機能群の改定を短期間で整理しないといけない状況下でDIPの坂田さんがチームに入り、従来の手法を新たなフレームワークで改善してもらえたことで、ユーザーのフィードバックを効率的に取り入れることが可能になった」とのお声をいただきました。
私は今、EDUCOMのUXをユーザー目線で良くすることに注力しています。一番意識しているのは、ユーザーの声を直接聞くことです。 実際にプロトタイプをユーザーに当ててみると、制作側がこだわっていた機能が実はあまり必要とされていなかったという話がありました。
DIPは全社横断的にプロダクトに関われるので、他事業と比較できるため、課題を見抜きやすい部署です。そのため、中立な立場で熱い思いを共有しつつ、意見をまとめることが可能です。ユーザーにとって良いものを開発するための最適な体制を作れていると考えています。
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