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Interview

キャリアオーナーシップを持てる環境とサポート体制。人事制度と挑戦的なプロジェクトで成長意欲に応える

キャリアオーナーシップを持てる環境とサポート体制。人事制度と挑戦的なプロジェクトで成長意欲に応える

※2025年度<チャレンジタッチ1ねんせい>4月号教材です。 オンプレミスからクラウドへの移行。ベンダーロックインの解除と開発の内製化。基盤システムの移行。当時最年少、33歳で部長に抜擢された経歴を持つ山崎がリーダーとして手がけてきた数々のプロジェクトは、ベネッセのDX化の歴史と重なる。プロジェクト成功の裏側や仕事観に加え、人財育成やキャリア形成の考え方についても聞いた。

山崎 能史

山崎 能史

Digital Innovation Partners 副本部長

新卒でシンフォーム(後にベネッセインフォシェルに事業譲渡、2023年7月にベネッセコーポレーションに吸収合併)に入社。2017年にベネッセのデジタル開発部に出向し、2020年に転籍。 2023年に校外教育カンパニーシステムソリューション本部本部長に就任。2024年より全社のシステム内製化を推進するグループシステムエンジニアリング部部長も兼任。2025年1月より現職。

新卒でシンフォーム(後にベネッセインフォシェルに事業譲渡、2023年7月にベネッセコーポレーションに吸収合併)に入社。2017年にベネッセのデジタル開発部に出向し、2020年に転籍。 2023年に校外教育カンパニーシステムソリューション本部本部長に就任。2024年より全社のシステム内製化を推進するグループシステムエンジニアリング部部長も兼任。2025年1月より現職。

ISSUE

課題

サーバーのオンプレ運用、ベンダーロックインなど、運用・開発コストとスピードに大きな課題

2017年にベネッセインフォシェルからベネッセのデジタル開発部に出向して、進研ゼミ小学講座のチャレンジタッチや進研ゼミ中学講座のハイブリッド講座の開発を担当しました。2020年にデジタル開発部が本部として拡大するタイミングでベネッセに転籍し、クラウドへの移行や内製化の拡大などの課題に取り組みました。今回はリーダーとして担当した3つのプロジェクトをご紹介します。

➀当時、小学講座のチャレンジタッチのサーバーはオンプレで運用していました。オンプレのランニングコストが高いことが問題だったので、大規模サービスをクラウドに移行すべきだと提案しました。

②中学講座の開発については外部に委託をしていましたが、いわゆるベンダーロックインの状態だったために、ちょっとした改善にも多額のコストがかかってしまうことや事業の開発スピードが遅くなってしまうことが課題でした。

販売やマーケティング、会員の契約状態などの基盤システムがベネッセのオンプレミス環境のデータセンターに残っている状態になっていました。自身が担当している会員サイトの基盤システムは、その役割から最適なクラウド環境への移行を実施することにしました。

SOLUTION

ソリューション

開発内製化やクラウド移行をプロジェクト型で一気に進める

これらの課題を解決するため、クラウド移行・内製化することを決め、開発費用の低減と事業のスピードアップを実現させるプロジェクトを立ち上げました。中学講座の内製化については、1年半かけた大きなシステム開発だったので、外部のエンジニアを含めてプロジェクトに人を集めることに一番苦労しました。

システムのクラウド移行については、元々違っていたシステム会社をクラウドに移行する際に統一することも併せて実施しました。

RESULT

結果

クラウド移行で7分の1、内製化で2分の1のコスト削減を実現

チャレンジタッチのサーバーをクラウドに移行したことで、ランニングコストを7分の1にすることに成功しました。

当時はまだクラウドが浸透する前だったので初めての試みが多く、手探りで進めることも多かったです。例えば、データ移行についてはいくつかの方式を考えて、小さな実験を日々繰り返していました。

進研ゼミ中学講座の内製化により、開発コストを2分の1に圧縮でき、内製化によって開発スピードも改善することに成功しました。

③また会員サイトのクラウド移行は、利用するシステムから使いやすいように、WebAPI形式に切り替えることで、他のシステムから速く簡単に呼び出せるようになりました。それだけではなく、ライセンス費用の削減など開発費用を下げることにも成功しています。

いずれのプロジェクトにもリーダーとして関わり、メンバーの成長に立ち合うことができました。保守的な思考を持っていたメンバーが段々と積極的に手を挙げてくれるようになったことを思い出します。私が小学講座や中学講座のプロジェクトで率先して新しいことに挑戦していく姿勢を見せることで、メンバー自身が担当しているシステム以外の開発に取り組んだり、実績のない方法にも挑戦するなど、現場にも少しずつ変化が生まれました。

私は定期的にメンバーをシャッフルして経験値を増やすことを意識しています。今までは同じ人が同じシステムを長期間開発・保守することが多かったのですが、特に若い人は幅広い経験をしてもらうことで、恐れがなくなると実感しています。

Q.企業理念「よく生きる」について、実践していることはありますか。

「子どもの教育は未来の投資」という言葉を大事にしています。私自身も子どもが2人いるので、学ぶことの重要性を日々実感しています。ベネッセは社会貢献性の高い仕事ができる会社です。実際に教育を通じて社会貢献できることを意識しながら働いているメンバーも多くいます。

私自身はありがたいことに楽しく仕事ができています。周りのメンバーにも楽しく仕事をしてほしいので、助け合う雰囲気を大切にしてきました。ミスをしたら、自分の意見を言ったら怒られるかもしれないと萎縮するような経験はしてほしくありません。最大の目標である、お客様に喜んでいただくという目標をチームで持ち、みんなで助け合うということを重視していれば会社のことが好きになり、さらに自然とお客さまに喜んでもらうにはどうすればいいかを考えられるようになる。それがまさに「よく生きる」だと思います。

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