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Interview

介護事業のグロースに確かな手応え。独立経験を活かし、価値あるサービスへ進化させたい

介護事業のグロースに確かな手応え。独立経験を活かし、価値あるサービスへ進化させたい

デジタルマーケティング部の小川氏は、入社約1年で前年比2倍の業務プロセスの効率化と、集客の向上を実現した。その成果の背景には、部署や担当の垣根を越えて、共通の目的に向かって真剣に議論ができる環境があると語る。小川氏が「まるで学園祭のよう」と形容する、事業部で行われる「ステアリングコミッティ(ステコミ)」とはどのようなものか。また、起業経験を持つ小川氏が入社して感じる、ベネッセの仕事の魅力とは。 ※インタビューは2024年に実施

小川 崇彦

小川 崇彦

ネットメディア運営企業や、大手人材会社でデジタルマーケティングを担当。Webプロモーションからサイト構築、サービスの企画、開発、事業計画の立案、PL管理まで手がけたのち独立し、様々な企業の事業支援、集客支援を行う。2023年4月にベネッセに入社。介護HR事業の新規立ち上げにあたってデジタルマーケティングを担当するほか、既存事業のプロセスの見直しや効率化にも貢献する。

ネットメディア運営企業や、大手人材会社でデジタルマーケティングを担当。Webプロモーションからサイト構築、サービスの企画、開発、事業計画の立案、PL管理まで手がけたのち独立し、様々な企業の事業支援、集客支援を行う。2023年4月にベネッセに入社。介護HR事業の新規立ち上げにあたってデジタルマーケティングを担当するほか、既存事業のプロセスの見直しや効率化にも貢献する。

TURNING POINT

転機

大企業でありながら、ベンチャー企業のように活気のある組織

これまでは主にHRサービスのデジタルマーケティングやWebプロモーション、テレビCM、ラジオCM、交通広告など、幅広い領域を担当してきました。また、自らコードを書いてWebサイトや検索画面を構築したり、事業計画の立案や新規サービスの構築、PL管理なども手掛けてきました。

私は元々飽き性な性格なので、副業として業務プロセスの見直しに取り組んでみました。すると、いずれも売上が上がるという成功体験があり、独立・起業を決意しました。様々な業種業態の会社に対して、新規事業の立ち上げ支援を行ってきました。 これまでは外から事業の立ち上げに関わってきましたが、今度はベネッセに転職して中から関わることができるという魅力に惹かれました。 ベネッセはベンチャー企業のような活気がありつつ、大きな資本の中で活動できる環境です。業界にはあまりこだわりがなかったのですが、介護領域についてはこれまで手がけたことがなかったため、新たな挑戦をしたいと思いました。

サービスを大きくグロースできるという魅力

市場においてシェアを獲得できるサービスを一から手がけてみたいという思いが、ベネッセに魅力を感じた理由のひとつです。シェアを獲得することは、多くの人々に喜んでもらえるということであり、その挑戦ができる環境には、やりがいと働きがいを感じます。

一方で、前職では業界トップのサービスを担当していましたが、長い間先頭を走っているとマーケティング施策も無難なものになり、大胆なことができなくなります。しかし、逆に追い上げていく立場では、これまでにないことに挑戦しなければなりません。 面接時に、介護領域のHRを伸ばしていくという話を聞いたとき、サービスをどれだけ大きく成長させることができるか、その経験を自分の中にどれだけ積むことができるかを考え、大きな魅力を感じました。

シェアを獲得できていない現状についても率直に話していただき、これまでの経験から自分にできることがたくさんあると感じたことも、入社を決めた理由です。ベネッセでは成長の余地が非常に大きく、チャンスがあると思いました。

入社して感じる事業の大きな成長の可能性

実際に現在の部署に配属されて最初に感じたのは、事業には想像以上に成長の余地があるということです。新しい事業だけでなく既存の事業にも、まだまだ改善できる点が沢山あります。また、それらの課題に対して、業務の垣根を越えて取り組むことができることも分かってきました。 DIP(Digital Innovation Partners)側にデジタルマーケティングの専門知識や経験があるということが前提となりますが、事業側も私たちの提案を受け入れてくれます。入社前は、「今までのやり方を変えたくない」という思いがあるのではと思っていましたが、事業部側も変革を望んでいるのです。全社で共通の目標に向かって協力的であり、挑戦の価値があります。

特にHR領域については「ベネッセグループ変革事業計画」の中で、「新領域として成長させていく」というメッセージがあり、今変革を進めるべきフェーズにあります。 私と同じく転職入社組のメンバーも多いため、多様な視点が影響し合い、しっかり進めていこうという雰囲気があります。また、ベネッセでは社会的な課題に関わりたいという人々が多く、根本的に優しい人が多いという特徴もあります。

CASE

プロジェクト

既存事業では業務プロセスの再設計と商品価値の見直しに着手

現在取り組んでいるのは、既存事業の立て直しと新規事業の成長という、大まかに2つのプロジェクトです。既存事業の立て直しでは、介護事業における人材紹介サービス、人材派遣サービス、求人メディアという事業について、業務プロセスの再設計や、商品価値の見直しを進めています。

まずは業務プロセスの可視化から始め、事業側の協力を得ながら進めたことで、前年同時期比で2倍程度まで改善することができました。以前はモニタリング方法が統一されておらず、全員が共通の基準で見ることができなかったため、まずはそれを統一し、全体で確認するための指標を作りました。 また「ステアリングコミッティ(通称:ステコミ)」という会議を設け、役職者から現場のメンバーまで全員が参加し、議論を行っています。これにより精神的なブロックが解消されやすくなり、互いに良いプレッシャーをかけあうことができるようになりました。 これらの取り組みにより、顧客満足度の高いサービスを提供できるようになりました。

集客についても平均1.5倍から2倍程度に向上しています。 事業側とのコミュニケーションを丁寧に行い、「本当に必要なものは何か?」「制限は必要か?」という点について一つ一つ検討しました。その結果、不要な要素をそぎ落とし、使いやすいUIを実現することができ、数字の向上に繋がりました。

また、商品価値の変更については、過去の経験を踏まえて求人メディアを掲載型から成果報酬型へと移行しています。これは大きな転換であり、売上の比率をどのようなバランスにしていくかなど、様々な議論を進めています。

「キャリオス1DAY」を価値あるサービスへ成長させたい

新規事業では、介護・看護のスポット・単発アルバイト・パートの求人が探せる「キャリオス1DAY」を、2024年4月に立ち上げました。 今、2025年度には介護人財が37万人不足すると言われています。その人員不足を補うために、1日単位や時間単位で単発で働けるというこのサービスが、資格を持っているけれども稼動していない潜在的な人材に働いてもらうきっかけとなることを目指しています。このサービスは社会的に意義があるプロダクトであり、介護HRサービスの中核になるものと考えていますので、まずは多くの方にご利用いただきたいと思っています。

差別化を図るためにも、またこの分野でシェアナンバーワンを目指すためにも、日々のアップデートが重要だと考えています。 介護や看護の潜在的な人材のコア層は、スマホネイティブではない世代の方々です。そのような方々にも使いやすいUIを提供するために、どのような要素が重要なのか、また流入経路の変動に対応するためにポートフォリオをどのように調整するかなどを考えています。 日々データを分析し、課題を見つけてはメンバーと議論することを繰り返しています。

主体的に考え行動する。社内にいるからこそできる仕事が面白い

営業も開発もマーケティングも、同じ目的に向かって毎日楽しく働いている雰囲気は、まるで学園祭の準備期間のような感覚ですね。いつまでに何を達成するか、プロジェクトを盛り上げたい、という意識で取り組むメンバーが多く、ビジネスらしさを超えた雰囲気があります。一方で、ベネッセの取締役には年上の方々が多く、年代や価値観も多様で非常に学びになります。 ベンチャー企業のような活気がありながらも、多様な人とのコミュニケーションは本当に刺激的です。

外から支援していた時、最終的には相手に判断を託さなければならなかった。しかし、今は自分が組織の一員として「このようにやってみましたが、いかがでしょうか?」と、提案する頻度が増えました。 主体的に行動することは責任も伴いますが、自分が「これが正しい、最善の選択だ」と思える意見を直接伝えることができる環境は非常に良いと思っています。 一緒に働くチームメンバーも一生懸命取り組んでおり、成果に現れていると感じます。

CAREER

キャリア

Q.今後のキャリア

私は起業経験もあり、特別なスキルを身につけたいとか出世したいというよりは、ずっと先端技術に触れ続けることができればと考えています。デジタルマーケティングや、UI・UXなどは急速に変化しているため、現在の知識が来年には役立たなくなることもあるのです。そのため、ベネッセのような大きな会社で、常に最先端のツールやサービスに触れ続けることができ、さらにDIPのように徹底的にスキルを強化しようという姿勢を持つ組織に所属できることは、非常に価値のあることだと思っています。

Q.自分にとっての「よく生きる」とは

私にとっての「よく生きる」とは、「仕事を遊びにすること」です。 人生において大きなウェイトを占める仕事が、面白く楽しいものであれば、毎日一生懸命遊んでいるのと同じことだと言えるのではないでしょうか。 もちろん、仕事を遊びにするためには常に新しい挑戦ができることや、明確な目的を持つことが重要です。組織の中で自分自身がコミットし責任を持つことが、結果的に自分らしい「よく生きる」につながると感じています。

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