ベネッセ ウェルビーイングLabって
どんなところ?

ここは、研究結果を発表する場ではなく、
ともに考え、ともに未来をつくりだしていく、共創のためのLab。
私たちが大切にしている思いや、このLabができた背景をご紹介します。

活動コンセプト

知ろう、話そう、考えよう
これからのウェルビーイングを

最近よく聞く、「ウェルビーイング」 。
からだもこころも健やかに、「よく生きる」 状態のことです。
でもそれは、具体的にどういう状態なのでしょうか?
どうすれば、実現できるのでしょうか?

その答えはきっと、一人ひとり違うはず。
だから、もっとみんなで 「よく生きる」 を知ろう、考えよう。
大人も、子どもも、若い世代も。性別や肩書き、国境すらも越えて。

ベネッセの語源は、ラテン語の 「bene(よく)+esse(生きる)」 。
30年以上前から、教育・生活、そして介護の事業を通して様々な世代の
「よく生きる」 を問い続けてきた私たちだからこそ、
この大きな問いに対して、“人”を軸に情報を発信し、
語り合える機会を提供したい、と考えました。

自分らしく暮らし、働き、よく生きるために。
ここから、これからの豊かさを、一緒に模索していきましょう。

ベネッセ ウェルビーイングLab
設立の背景

私たちベネッセグループは 「Benesse(よく生きる)」 を企業哲学として、赤ちゃんから高齢者までの人、それぞれの夢や理想の実現を事業を通じて支援し続けてきました。

「よく生きる」 は、英語ではWell-being(ウェルビーイング)。

最近よく聞かれるようになったウェルビーイングという言葉。でも、ウェルビーイングは一人ひとり違うし、抽象的でよく分からないという声も聞かれます。そこで、「知ろう、話そう、考えよう」 を活動コンセプトに、「これからのウェルビーイング」 を考えるプロジェクトとしてLabはスタートしました。

正解のない時代に、多様なステークホルダーとともに問い続け、人と、地域と、社会とともに、集合知で未来を創り出していこうとするプロジェクトです。

ベネッセ ウェルビーイングLab
フェロー

「ベネッセ ウェルビーイングLab」 にご協力頂くウェルビーイングの専門家の方や、コンテンツにアドバイスを頂く皆様をご紹介いたします。

  • 前野 隆司Takashi Maeno
    慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授
    ウェルビーイングな働き方のデザイン、地域づくり、コミュニティーづくり、教育など、様々なウェルビーイングを研究。

    もともと会社名がベネッセ(=よく生きる=ウェルビーイング)であるベネッセさんがウェルビーイングLabを開設されるという必然を心強く思います。フェロー就任に際し、世界中の人々の平和と幸せのためにこのラボの活動の進展を大いにサポートさせていただくことを誓います。また、ラボの発展と世界への貢献を心より応援しています。私たちは、次世代の人類に自信を持ってバトンを渡すために、誰もが「よく生きる」世界を作ることに注力すべきです。未来は私たちにかかっています。いま日本は人口が減少し経済が停滞し閉塞感に包まれているという見方もありますが、私はそうは思いません。経済成長に偏りすぎていた時代から、「よく生きる」こと第一優先の時代へ。産業革命以来の大変革期にあって、日本は産みの苦しみをそろそろ終え、ウェルビーイング推進をリードする国として復活するときです。和の国(Land of peace and harmony)のこのラボから、世界を変えましょう。

  • 石川 善樹Yoshiki Ishikawa
    公益財団法人Well-being for Planet Earth代表理事
    専門分野は、予防医学、行動科学、計算創造学、概念工学など。
    「人がよく生きる(Good Life)とは何か」 をテーマとして研究。

    よく生きる(Well-being)とは、刻々と変わる自身や環境に対して、適応し続けていくということです。だからこそ、Well-beingという単語には、現在進行形を意味する「-ing」が含まれています。ゆえに、「よく生きるとは何か?」という問いは、何か固定的・絶対的な答えがあるわけではなく、自身の状況や置かれた環境によって、多様な方向性が存在し得るということでもあります。一方で、それほど動的な概念であるがゆえにWell-beingは捉えにくく、様々な持論やデータが氾濫し、わかりづらさや混乱の原因ともなっています。
     以上の背景を踏まえ、わたしが本ラボに期待したいのは、「スタンダード的な存在」になることです。言い換えれば、みんな違ってみんないい、というスタンスをとらないということです。もちろん、一人一人の「よく生きる」があってしかるべきです。しかし、よく生きるための「土台」については共通項が得られるはずですし、その土台を足掛かりとして、多くの人がそれぞれの「よく生きる」に向かって歩みを進めていける。そんなラボになったら素晴らしいなと期待しています。

※順不同、タイトル・肩書はいただいた時点のものを掲載しております。

所長ごあいさつ

企業理念に「よく生きる」を掲げ、赤ちゃんからお年寄りまで人の一生に寄り添ってその方の好奇心や向上意欲を支援してきた企業グループとして、ベネッセは2022年に当ラボを立ち上げました。

ウェルビーイングの専門家をフェローに迎えながら、ウェルビーイングでありたいと思う方やもっと広げたいと願うみなさんとともに、新しい活動や交流を通じて、より多くの方のウェルビーイングを作っていきたいと思っています。個人と社会のウェルビーイングが高まるほど「よく生きる」も実現されるはず、と信じています。

こんな情報があったらいいな、こんな活動をやってみたいな、などあなたのお声をぜひ聞かせてください。これからのウェルビーイングを一緒に創り、広げて参りましょう。

豊泉 桂子所長
ベネッセホールディングス 執行役
コーポレート・コミュニケーション本部 副本部長
兼 ベネッセ ウェルビーイングLab所長

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お問い合わせ先

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benesse-brand-cp@mail.benesse.co.jp