ベネッセ ウェルビーイングLabを立ち上げました
株式会社ベネッセホールディングスは、2022年12月、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授の前野隆司氏と、公益財団法人Well-being for Planet Earth代表理事の石川善樹氏をフェローにお迎えして、「ベネッセ ウェルビーイングLab(ラボ)」をスタートいたしました。
なぜベネッセが「ウェルビーイング」に取り組むのか
私たちベネッセは、1990年にフィロソフィ・ブランドとして「Benesse(よく生きる)」を発表。Benesseは、ラテン語の「bene(よく)+esse(生きる)」の造語で、1995年にはBenesseを社名に掲げました。以来、30年以上にわたって教育・生活・介護などの事業そのものを通じて、「よく生きる」を追求してきた企業グループです。
「よく生きる」とは英語で言えばまさにWell-being。「よく生きる」をずっと追求し続けてきた企業として、最近、さまざまなところで目にする「ウェルビーイング」について、改めて向き合いたいと考えたからです。
私たちがずっと大切にしてきた「人が軸」という思い
ラボの立上げに際し、私たちが大切にしたことは「人が軸」であるということ。この考え方は、私たちがずっと大切にしてきたものです。予想を上回る変化が起こる今日の社会で、“人”が身体的な健康だけではなく、精神的にもよい状態(ウェルビーイング)でいられるにはどうしたらよいのでしょうか。
「人を軸」に考えると、その答えは一人ひとり違うのかもしれません。だからこのラボは、ウェルビーイングでいられることを目指す様々な人に<情報発信>や<対話の機会>を提供し、一人ひとりの多様なウェルビーイングに向けた活動を支援していきたい。みなさまからのお声をいただきながら、新しいことにも挑戦していきたいと考えています。
多様な方と一緒に。知ろう、話そう、考えよう
このラボの活動キーワードは、「知ろう、話そう、考えよう」です。
情報発信は、ラボの活動報告の他に、フェローの皆さまや教育・介護に関連するベネッセのさまざまな専門研究機関、世界中から訪れる人々に「よく生きる」について考えてもらう場である『ベネッセアートサイト直島』と連携した情報も発信して参ります。
対話の機会は、直近では2月にオープンセッションとセミナーを予定。今後はワークショップなども企画し、若い世代はもちろん、学生、社会人、子育て世代の方、ご高齢者など様々な方にご参加いただきたいと考えています。また、ベネッセグループの社員も有志で参加してもらう予定です。
様々な考えや価値観に触れることで、ワクワクすることが起こるかも知れません。ちょっとした気づきが、新しい選択肢につながるかも知れません。自分や家族を笑顔にする、新しいアイデアが浮かぶかもしれません。もっともっと、たくさんの可能性が!
一人ひとりのウェルビーイングが、社会全体をウェルビーイングにしていく未来に向けて。
これからのウェルビーイングをここから、皆さまと一緒に推進して参りたいと思います。
2022.12
ベネッセ ウェルビーイングLab